Portaille-MAIN

無骨でいてスタイリッシュ、革がもつロマンを靴で表現する

革が語りかけてくる靴。シンプルなフォルムながら、迫力のある存在感で圧倒する。それは、重厚な革を用い、素材がもつ独自の雰囲気や特性を最大限に活かしているからだ。「革は動物の生きてきた歴史であると考えています。そこに刻まれた傷痕や血筋も大切にしたい」という、デザイナー大渕亮輔の革に対する慈しみの心が込められている。だからこそ、革についた傷などのイレギュラーな箇所もあえてアッパーに積極的に取り入れ、深みのある表情をもたせている。厚みのある柔らかい革で、足を包むように作られた靴は、履く人の体の一部のようになじみ、歩きやすく返りがいい。
大渕が靴に魅了されたのは高校生のとき。愛用していた靴が壊れたことに疑問をもち、自ら分解。靴の構造を知ったことで引き込まれていった。クリエーションのイメージソースについて「物が朽ちていく様子から着想を得ることが多い」という。本質をもつものは、古さの中にも情趣に富んだ美しさを漂わせる。上質な革もまた、履き込むほどに渋みのある風合い、味わいを醸し出すものだ。格好よく年齢を重ねるのと同じように、革の経年変化も愛せる靴。「Portaille」には、そんなロマンがある。

 

Focus On Designer

Question.1 お気に入りの映画

「橋の上の娘」(監督/パトリス・ルコント)

Question.2 お気に入りの場所

自分のアトリエ。自由に考えたり、作業できるから。

Question.3 リスペクトしている人物

専門学校時代の恩師、宮原勝一先生。何事にも真摯で、ないがしろにしない。

Question.4 大切にしているコト、モノ

相手に対して敬意をもつこと。

Question.5 デザイナーを目指す若者へのメッセージ

多様化した世の中なので、チャンスはたくさんあります。続けることが大事です。

DesignerRyosuke Ofuchi
BrandPortaille (ポルタユ)
WEBwww.portaille.com
e-mailofuchi-rs@portaille.com
TEL080-5478-9159
Desginer Profile

Designer 大渕亮輔

Designer profile

大渕亮輔

文化服装学院シューズデザイン科卒業。タンナーとして就職後、コンフォートシューズの制作に携わる。2010年「Portaille」を始動し、翌年デビュー。2013年、国際見本市、ミペル・ザ・バッグショーでパノラマ部門賞を受賞。


 

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